以下ユグドラニアに関する詳細な説明
ユグドラニアは龍種と人間種の二種族を国民とする民主主義国家です。元は公爵がルスタム帝国崩壊後に王族として公領をそっくりそのまま領土として始めた王国がユグドラニアの国としての始まりです。王は善政を敷いていましたが、6代目国王は王命をもってして民主化を推し進めました。龍種の住まうデスバレーを国土内に内包し、国土の大半が激しい山岳地帯であり、世界有数の金属鉱脈を多数持ち、熱すれば浮力を発生する竜骨を機幹部とした空中戦艦が有名です。
産業は重工業が殆どで極わずかに国の成立前から行われていた狩猟が続けられている。周辺国には多数の民生用の宙船を輸出したり、同盟国に大砲や空中戦艦を輸出している。
首都は高台上の広い台地に築かれ、龍族のための巨体バリアフリー化が完全に遂行されている。学力水準は長命聡明な龍族を抱えるため大変高い。
国土の大半は激しい山岳地帯で、宙船による空路が非常に発達している。また、山の中に産業都市を築くことがしばしばある。
成り立ちは龍族と人族が地図を塗り替えつつ何百年も戦っていたところを初代国王が初期の宙船を装甲化した戦艦を持ってして龍族をも殺したその強大な力で国土全てを支配したことに始まる。龍族と初代国王は血の契約を結んだ。
血の契約の内容としては龍族を滅ぼさない代わりに龍が死んだらその骨、鱗、龍石を必ずユグドラニアに納めるというもの。王は王族の全力をかけてこの契約を遂行し、王族が一族全て死亡ないし行方不明が判明した場合、その時から五年以内に人間側から新たな王族を選び出すことで契約続行を行う仕組み。6代目の国王が政治から退き積極的に民主化を推し進めたため、現在のユグドラニアは民主主義国家である。
議会は上院を龍族と人族の貴族半数ずつで成し、下院は選挙で選ばれた者で成す二院制を取っている。
なお初代国王が戦艦を持ってしてユグドラニア統一をなした時と前後してラテラ全体で様々な動力の陸上、水中、空中戦艦が誕生している模様。原始の空中戦艦bigwhale級ネームシップbigwhaleはその多大な働きにより空中戦艦の強さを全世界に知らしめた。帝国主義時代の幕開けかと思われたが他国を侵略するなどの不毛な行為を行わずともユグドラニアを除くどの国も結構肥沃な国土を有していたため、自国の内乱防止以外に使われず、誕生以降300年が過ぎようとしている戦艦たちは未だ大きな進歩を見せていない。
ユグドラニアの保有する戦艦は第1.5世代の旋回砲塔を持たないbigwhalereborn級が6隻、第2世代のYggdrania級が3隻である。航路を守る巡洋艦は多数保有している模様。そもそも国土の大半を山岳地帯とし、数々の地下都市を有し、食糧生産事情の芳しくないユグドラニアにおいて空路死守は絶対目的であり、例え戦乱が無くとも常に空中戦艦の研究などの武力投資は続けられている。
純粋な領土
・縁ユグドラニア地域
・元オーラルシア
・firent社本社敷地
・アンメリーレイド自治区周辺地域
・旧リラト民国及び周辺地域